私の体験記は下記からまとめて読めます♪前回までのお話も以下からお読み下さい。
長年の恨みのドス黒い想いから解放され、穏やかな日々を過ごせるようになって少ししてからの事でした。
その日は休日で、おばあちゃんの家に寄って一緒に買い物に行く予定でした。
おばあちゃん家に着くと突然めまいと頭痛がして立っていられなくなり、仏壇のある部屋に「少し横になるわー」と言って横になった時の事でした。
耳元で、謎のそこそこ年配の女性の声が聞こえたんです。
何度も
何度も
もちろん側には誰も居ません。
普通の普段の私なら、ぎゃぁぁぁぁぁぁあああああああってなるハズなのに、そこには冷静に霊の声を聞いていたもう1人の私とも言うべき変な感覚の自分がいました。
これまで幽霊は沢山見てきましたが、意思を持った！？幽霊の声なんてあのアパート事件が最初で、それぐらい声なんて聞いた事はありません。だから当然話なんてもちろんしたことはありませんでした。
それなのにそれなのに、冷静に何を言っているのか聞いていました。
その年配女性霊は、誰かの名を呼び、して欲しい事？困っている事？らしき事を私に話しました。その時一緒に頭の中で映像が見え、同時に女性の顔の映像も頭の中で見えました。
なんとも不思議な感覚でした。
そして、なんで解るの？？？って聞かれたら一番困るんですが(笑)
その年配女性が私のおばあちゃんの知り合いだって解ったんです。
さっそくその年配女性の似顔絵を描き、それを見せながらおばあちゃんに聞きました。
おばあちゃんを『○○』って呼ぶ知り合いは居る？こんな顔の人なんだけど。
！？！？！？なんでアンタが知ってるの！？
続けてその女性の素性を教えてくれました。
私を○○と呼ぶのは私の親戚の○○ちゃんだけなのよ！小さい頃よく遊んだわ～！もう何十年も会ってないんだけど、似顔絵の特徴もすごく似てるわ！なんでアンタが知ってるの？
私が霊に取り憑かれてる姿を見たおばあちゃんはもう何があっても驚かないだろう(爆)と思い、正直に起こった出来事全てを話しました。
そして彼女の要望？？？もおばあちゃんに話しました。
あのね、重たい重たいって何度も言うの。この重たい石をどけてくれって。なんの事だろう？お墓に関する事なのかなぁ？う～～～ん・・・
ん～～～正直生きてるかどうかも解らないのよ。とりあえず○○ちゃん家に行ってみる？何か解るかもしれないから。
おばあちゃん家の親戚＝おばあちゃんの母の実家（私のひいおばあちゃん）は神社の家系だったのです。
だから神社のすぐ側にお墓もあり、○○ちゃんは独身だったようなのでもし亡くなっているならそこに眠っているはずだし、生死等確かめる事もできる。
母にも連絡し事情を説明して、日を改めて3人でその神社に行く事にしました。
続く
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