アトランティス大陸は『エネルギー装置』が元で沈んだ！～約束の大地 アトランティスの真実15

フミ君、テウは私の事を説明する時…

【宇宙連合】ではなく【宇宙連合の 関係者】と説明されなかったかい？

つまりね、私ともう1人は宇宙連合の正式なメンバーじゃなかったんだ！

まだ2人とも本当はよその星に行って任務にあたる年齢じゃなくて…

そうだなぁ～地球で言うところの、もう少しで成人になる『未成年』だったんだ！

見習いになれるのも成人してからだから、違うんだ…

どちらかと言うと、『社会見学』に近いような…

(笑)だからテウ、そこには別に秘密なんか無かったんだって!!

…でも確かに、普通はしない事だったのは事実なんだよね～

テウの言うように、本物の見習いでさえ初めての場所は指導者がつく。

私は当時『任務』が軽いからかなぁ～ぐらいにしか考えてなくて、疑問は持たなかったんだ。

はぁぁぁ⁉どこがだよ!!

少し鈍いだけだよ!!

うん。私が先輩方に言いつけられたのは

『色んな星の宇宙人と会話してきなさい』だった。

そしてもう1人の方は、地球で言うところの【理系】だったから

『エネルギー装置を見てきなさい』だった。

この『見てきなさい』も、装置を調べてきなさいって意味ではなく

本当にただ『見てきなさい』って意味だった。

【地球の中心】を調べに行くって言ってたんだ。

「何のために」かは教えてもらえなかったけどね～

…そうかな？

テウって鳥星人の時からちゃんと考えてるように見えて抜けてる所あるよね～？

文字通りエネルギーを作りだし、貯めている装置だよ！

エネルギーが何なのかを簡単に言うと【電力】って所かなぁ～？

ひし形の形をした大きな岩でね、海の上に浮かんでて。

ロープみたいな物がまかれてた。

正直とてもイヤな話だけど、本当にあった出来事としてぜひ知っておいて欲しいんだ。

まずは私たちがアトランティス大陸に来た当初の様子から話すね。